本日2019年3月16日、思い出の駅が一つ増えた。
北海道釧路市にある根室本線「尺別駅」が99年にわたる歴史に幕を閉じ廃駅となったのだ。
この駅は私にとって思い出深い駅だ。
2014/12/29、年末の北海道旅行の途中で私は尺別駅に訪問した。
庶路から折り返しで尺別着 (@ 尺別駅 in 釧路市, 北海道) https://t.co/dsWKNt223e pic.twitter.com/HPZQR5rRvB
— 永井冬星 (@tosei0128) 2014年12月29日
主要道から大きく外れており、静かだ。聞こえるのは風と波の音。
駅舎の周りに広がるのは果てしなく広がる原野
荒涼とした風景がたまらない
荒涼とした感じがたまらぬ pic.twitter.com/AiKniKQc9a
— 永井冬星 (@tosei0128) December 29, 2014
しばらく歩くと、太平洋へ続く道が現れた
海側から尺別駅を眺める
そして太平洋へ
日本の東の果てに位置する釧路の日没はとても早い。(この時点で15時56分である!)
釧路日没早え pic.twitter.com/Gvanz3K4eC
— 永井冬星 (@tosei0128) December 29, 2014
またあの壮大な風景を見たい。
2015/7/18に再訪した。
続いて秘境駅尺別にて下車 昨年12月に続き2度目の訪問 (@ 尺別駅 in 釧路市, 北海道) https://t.co/xSDpSI6Jny pic.twitter.com/bBPD1HtQQd
— 永井冬星 (@tosei0128) July 18, 2015
この荒涼感最高 pic.twitter.com/ySqG8p6hwr
— 永井冬星 (@tosei0128) July 18, 2015
太平洋へ向かう
夏は海霧が立ち込めて幻想的だ
千島海流に流されてきたのだろうか
大阪は連日真夏日でうだるような暑さだ。
一方釧路の最高気温は23度!
海霧と海風の影響で、涼しいを通り越して「寒い」。(7月だというのに)
日没時間と海霧の関係で前回訪問時のように夕暮れは見れそうにないが、海風と海霧のおかげで大変快適だから満足してる
— 永井冬星 (@tosei0128) July 18, 2015
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これが最後の尺別訪問となった。
私は全国各地の秘境駅を訪問してきた。その中でも、なぜ尺別がこれほど心に残っているのだろう。
私は「世界の最果て」を思わせるような風景が好きだ。
尺別は最も「最果て」を体感させてくれる駅だったのかもしれない。
一面に広がる原野、点在する廃屋、草の匂い、風・波・鳥・そして時々通過する汽車の音以外に余計な音が一切聞こえない世界、冬の早すぎる夕暮れ、夏の気持ちよい海風と幻想的な海霧・・・。
そういえば、まだ「尺別の丘」に行ったことがなかった。
いつか行けたら良いな。尺別駅が無くなっても、尺別で見た壮大な風景が無くなるわけではないのだ。