※2019/9/29 追記
シルクロード特快(Z40)の動画をアップしました。
4/29
19時41分、シルクロード特快が上海駅を出発。
画像の青い線の上を移動します(上海~トルファン)
本記事では新疆ウイグル自治区の一歩手前の「武威」までの旅程を綴っていこうと思います。
発車して早々、公安から質問を受ける。
新疆に何しに行くのか、いつまでいるのか、ビザは持っているのか、など。
英語が話せるので比較的スムーズにできて助かった。
落ち着いたところで夕食。
車内に給湯器がついているのでお湯は使い放題。
康師伝のカップラーメンと煮卵と鶏肉。
鶏肉が旨かった。
上海市から江蘇省に入る。
この辺はまだ都会なのでwifiがよくつながる。
同室の人が騒がしいので、廊下に移動。
廊下についている簡易椅子に座って車窓を楽しむ。
蘇州駅
写真じゃわかりにくいけど奥の青い線が綺麗
無錫駅
常州駅
一名乗車してきた人が同じ部屋に来る。(この人もウルムチまで乗るっぽい)
移動しながら現在地を調べるのって楽しい!
南京駅
南京駅を過ぎると急にwifiがつながらなくなった。
江蘇省までは都会、そっから先は田舎ということだろうか。
南京過ぎてすぐに長江を超えるのだが、暗くてよくわからなかったのが惜しい。
気づいたら皆寝静まっていた。さて、我も寝るかなー。
4/30
午前5時ごろ目が覚める。ここはどこだろうと思いつつ撮影。 (後で振り返ったところ鄭州駅かと思われる)
改めて起床。午前7時ぐらい。
どこだこの田舎は?
同じような田園風景が延々と続く。
車内販売の弁当を購入。日本円で300円ぐらい。
饅頭は餡無し。加えてプレーンのおかゆと炭水化物が若干強い。
おかずは味付けの濃い野菜と卵。
時刻表によると現在は洛陽と西安の間みたいだ。
(田舎過ぎてwifiがつながらないので、正確な場所がわからない)
西安までひたすら車窓に張り付く。
三門峡のあたりでwifiがつながったので現在地を取得
ひたすら駅と風景撮影に専念する。
兵馬俑って英語で「Terra Cotta Warirors」っていうんですね~(小さすぎて見えないけど奥にそう書いてある)
西安東駅まで来た(結構小さい駅でびっくりした)
西安着。
数分程度ホームに出れるようなので、急いで撮影。
西安を出発後、お昼の弁当を購入。
これで500円ちょっと。左の謎の炒め物が旨かった。
さすが中華料理、容赦なく唐辛子や花椒が使われている。
間違えて食べないように丁寧に取り出す。(激辛は苦手)
西安-宝鶏はのどかな田園風景が広がる。
宝鶏駅
宝鶏ー天水は限界鉄路オタクが唸るような車窓風景広がる山岳地帯。
この山岳地帯を貫く高速鉄路で突っ走る。
非常に気持ちがいい。
途中で見た道路案内板に
蘭州 418km
天水 132km
とか書いてあって、スケールが違うなと思った。
天水駅
天水を過ぎると草木がほとんど生えない真っ赤な大地が広がる。
頭痛がひどい。
後で調べて分かったのだが、蘭州は標高2000mを超える高原都市。
要するに高山病にかかったようだ。
蘭州駅を過ぎたところで広大な川
夕食も車内販売の弁当
この後、日が沈んで真っ暗になった。
武威駅
次の駅に着くときには年号が変わっている。武威が平成最後のチェックインか。
さて、日本は1時間進んでいるからあと少しで令和になるのだろうか。
明日はよい令和の初日の出を見れるといいな。寝ようか。