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19:52ウルムチに到着。
トルファン北やトルファンとはうって変わって非常に近代的な駅舎だ。
タクシーを捕まえ、ホテルに向かう。
東京みたく、街中に複雑に高速道路が張り巡らされていている。
これは仙台なぞ比にならないぐらいの大都会なんじゃないのか?
ホテル着後、蘭州牛肉麺と羊肉を食べた。
夜の街並み。近代的だ。
それと灼熱のトルファンとは真逆で寒い。
風が強いうえ、雨が降っていた。
(トルファンでは雨はめったに降らないそうだがウルムチでは降るんだね)
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朝早く起きて、ホテルの近くの紅山公園に向かう。
仏寺に五重塔。
雨天に東洋風の建築と、同じウイグルなのに昨日までとは別世界である。
五重塔内部は展示室になっている。
ウルムチの市街地の模型や、1960年代の写真が展示されている。
(ウルムチが大都会なだけじゃなく、1960年代当時は超田舎だったことにも驚かされた・・・)
五重塔をさらに奥に行くと、鎮龍宝塔というパゴダがある。
柵はあるが、滑り落ちそうで怖い。
紅山公園からホテルへ戻る。
ニューヨークと言えば騙せそうな感じもする風景。
昨日入った蘭州牛肉麺の店で食べた。
(何というメニューだったが忘れたが、焼きそばみたいな味がした)
さて紅山公園に寄ったところで今回の巡検での観光地巡りがすべて終わってしまった。
これから帰路だ。
ウルムチ>上海浦東>仙台と空路で一気に帰る。
時間に余裕がある。
せっかくなので、2018年10月とつい最近に開業したウルムチ地下鉄に乗ってみようとタクシーで八楼駅まで向かう。
しかし・・・駅構内のX線検査機通過後、公安に呼び止められた。
何といっているのかわからぬ。困った。
公安が荷物を開け、ビールを指さす。
どうやら地下鉄にはアルコールを持ち込めないらしい(テロ対策かと思われる)
しょうがない。やむを得ず再度タクシーを捕まえ、ウルムチ空港へ向かう。
開業したばかりのウルムチ地下鉄に乗れると思ってたので、損した気分だ。
ウルムチ空港でチェックイン後、ピラフを食べたりお土産を物色したりして時間を潰した。
(ピラフは正直微妙だったね・・・トルファンのウイグル料理屋で食べたのに比べると断然味が落ちる)
そしてゲートをくぐり搭乗。
離陸。これでウイグルともお別れか・・・。
(内心1週間も日本を離れてて帰国したくなってたので安心している)
途中窓から見えた風景。
ゴビ砂漠だろうか・・・。
中国鉄道時刻表を読んだり寝たりして過ごしているうちに暗くなってきた。
そして真っ暗になった。
上海外灘の夜景が見える。
上海浦東空港に到着。
2日かけていった道のりを僅か、5時間で戻ってしまうというのだから飛行機ってすごい。
まだ帰国したわけでもないのに強烈な安心感に襲われてしまった。
地下鉄で4駅離れた華夏東路にとったホテルに宿泊。
上海といえば超都会なイメージがあるが、浦東周辺は下町っぽい街並みが残っている。
5/5
いよいよ帰国の日だ。
上海浦東空港にて出国審査後、残った人民元を使い切ろうとお土産を物色しつつ待機。
CA155 上海浦東1040→1425仙台 に搭乗。
ずっと海が続いた後、ちらほら島が見えたと思ったら九州上空に来たようだ。
写真は関門海峡。
で、無事帰国しました。
終わりに
ウイグル所感
・羊肉、ラグメン、マンタ、ピラフ、ナン、火鍋、蘭州牛肉麺全部美味いしかも超安い!
・しぬほど暑いが日陰に入れば快適(湿度が低いので)
・交河故城、高昌故城は絶対寄るべき(ウイグルが誇る世界遺産。砂漠と遺跡が楽しめて二度おいしい)
・羊肉美味いから絶対食べるべき
・中国語が話せなくても何とかなる(英語は通じないけど勢いでいけばなんとかなる)
・日本人観光客と会える可能性が高いのでユースホステルに泊まるほうがいいかも
・イモトのwifiを持ってったけどほとんど通じなかった。上海、江蘇省など都会では通じたが、地方では通じないのかもしれない。
・あちこちにX線検査機や検問所があるけれど、あまり驚かないように。
・治安は結構いい。公安があちこちうろちょろしているのは関係あるんですかね・・・。
・羊肉絶対食べよう
お土産(仙台空港から自宅まで持ち帰るの超大変だった)