中山モダンハウスで家庭菜園(春~初夏編・2019/4/20-6/30)

4月から中山モダンハウス様の庭を借りて家庭菜園をやっています。

6/30現在の様子がこちら。
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区画はこんな感じ。全般的に初心者向けの野菜が多い。
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ハツカダイコン、ほうれん草・・・種が大量の余っていたためまいてみた
ゴーヤ、インゲン・・・初心者向けと聞いて手を出す
シシトウ・・・1本からたくさん実がなるところに魅力を感じた
枝豆・・・昔育てていたのを思い出し手を出す
モロヘイヤ・・・葉を食べる野菜を育てたかったのと、害虫と病気に強いそうなので挑戦
トウモロコシ・・・難易度は少し高そうだが自分で作って食べてみたかったので挑戦


中山モダンハウスといえばWake Up Girlsの聖地として名高いところだが、なぜここで始めたかというと・・・

2月、私は春からのスタートに向けレンタル菜園を探していた。
ちょうどその頃、イラストレーターの城ケ崎らむね氏から中山にWake Up Girlsの聖地で有名なシェアハウスがある、という話を聞いた。
気になって調べてみると・・・なんとレンタル菜園があるではないか!
home-weekend-home.link

これは渡りに船!
ということで、3月に下見。

そして、4月から半年借りるという契約でスタート。
以下、4月から6月までの過程を綴っていきます。




2019/4/20

畝を作って、ハツカダイコンとほうれん草を植えた。




2019/4/27

ハツカダイコンとほうれん草はまだ発芽せず。




2019/5/6

ウイグル巡検から帰国。
・ほうれんそうとハツカダイコンが発芽
・ゴーヤ、つるなしインゲンを植えた

ほうれんそうとハツカダイコンが発芽していた
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ゴーヤを植えた
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つるなしインゲンを植えた
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2019/5/11

・トウモロコシと枝豆を植えた

トウモロコシと枝豆を植えた。
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まずトウモロコシを植えて、間に枝豆を植える。
トウモロコシはマメ科の野菜と植えると、害虫や雑草を抑制する効果があるらしい。
枝豆は日陰でも育つので、育つとトウモロコシすごい背丈になるトウモロコシとは相性がいい。
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ほうれん草とハツカダイコンは順調に成長中。
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2019/5/12

ミニトマトとシシトウの苗を植えた
・モロヘイヤの種をまいた
・防鳥テープを敷いた

ミニトマトとシシトウの苗を植えた。
トマトを育てようかと思ったが、栽培難度が高く初心者にはハードルが高いと感じたので、ミニトマトにした。
シシトウは簡単に育つうえ、一本からたくさんとれると聞いて即選択。
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モロヘイヤの種をまいた。
熱帯原産の野菜+ここは寒冷地+種が多いので、発芽しない可能性もあるし念のためと大量にまいた。
5月下旬の猛暑で一気に発芽してしまいこの先間引きで苦労することになるとは・・・。
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苗を植えると一気に見た目の進捗が進んで楽しい。
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大家さんからエシャロットをもらった。
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牛肉と炒めて牛丼っぽい味付けにした。(レタスとパセリは自家栽培のものを使用) f:id:tosei0128:20190706113300j:plain:w600




2019/5/18

土日は東京に行くので、金曜の夜に状況を確認しに行った。
インゲン豆の発芽を確認。




2019/5/26

・ゴーヤが発芽
・ハツカダイコンを収穫

5月下旬にして30度を超える。GWのウイグル巡検を思い出すような暑さだ。
ほうれん草はあと1週間もすればとれそうだ。
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ゴーヤの種をまいた4か所のうち1か所の発芽を確認。
間引きたくはないので、分散して発芽してくれるとありがたかった・・・。
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インゲン豆は順調に成長中。
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ハツカダイコンを収穫。
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先週東大の学祭で買ったカブと一緒に、味噌汁にした。
(ハツカダイコン特有の辛みが抜けてしまうので、正直言うとあまりお勧めできないかも)
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2019/6/1

・トウモロコシと枝豆とモロヘイヤを間引いた
・ゴーヤの苗を植えた
・ハツカダイコンを収穫

トウモロコシと枝豆を間引いた。
引っこ抜くと、残す株の根を痛めてしまうのでハサミで根元から切り倒す。
抜いた苗はコンポストに投入して、肥料に。
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インゲン豆
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ゴーヤは結局4か所中2か所が発芽、残りが発芽せず。
種代結構高かっただけに辛い・・・。
発芽しなかった箇所に苗を植え付けた。
ゴーヤの葉は結構臭い。スパイシーなにおいがする。
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収穫したハツカダイコンは、薄切りにしてオリーブオイルをかけて食べた。
辛みが効いてておいしい。
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2019/6/2

ほうれん草を収穫。
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大量のほうれん草
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ほうれん草はバター炒めにして食べた f:id:tosei0128:20190706120634j:plain:w600




2019/6/8

・モロヘイヤを間引いた
・ハツカダイコンとほうれん草を収穫

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トマトは順調に成長している
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モロヘイヤ(少し間引いた) f:id:tosei0128:20190706120805j:plain:w600

シシトウ(実がなりそうな予感)
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ハツカダイコンを収穫
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ほうれん草と塩鮭と玉ねぎとニンニクでパスタにした。
参考にしたのはリトルフォレストの塩ますと野蒜と白菜のつぼみのパスタ
mangashokudo.net
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2019/6/16

・ほうれん草がまだまだとれる
・トマトの葉っぱが伸びすぎたので切ってみた

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ほうれん草がまだまだとれる。留まるところを知らぬ。
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トマト(右)の葉っぱが伸びすぎいる。
葉っぱが伸びすぎると実に栄養がいかなくなるだけでなく、風通しが悪くなって病気や外注の温床になる。
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切りすぎない程度に切ってみた。
果たしてこれで大丈夫だろうか・・・。切った後になって切りすぎたのではないかと心配になってきた。
トマト(左)はこのままにしておこう。もしトマト(右)が成長したら同じように切ってみるかな・・・。
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よく見ると実がなっている。少し色づいているので来週には取れるだろうか。
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収穫したほうれん草でまた塩鮭のパスタと味噌汁を作った。 f:id:tosei0128:20190706123210j:plain:w300 f:id:tosei0128:20190706123219j:plain:w300




2019/6/23

・モロヘイヤを間引いた
・トマトの葉っぱをまた切った
・切ったトマトを土に挿してみた

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先週葉っぱを切ったトマトは問題なく成長していた。
葉っぱが込み入ってなく、すっきりした感じになった。
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切ったトマトの葉っぱ。
良く成長しておりもったいないので、空いてる場所に挿してみた。 すでにしおれてしるが、うまくいくといいな。
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ししとうは実がなっていた。5~7cmぐらいが収穫の目安なので大きくなったやつはどんどんとる。
ししとうは実のなるスピードが速いので、ほっておくと苗が疲れてしまう。
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モロヘイヤの周りに雑草が生えていたので抜いた
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ゴーヤは成長が速い
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トマトとししとう初収穫。夏の訪れを感じる。
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2019/6/30

・つるなしインゲン収穫できそう
・挿し木トマト順調
・トウモロコシから穂が出た
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つるなしインゲン
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葉をかき分けるとあちこちに若い莢が。
来週には収穫できそうだ。
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ここ2週間でトマトの葉っぱは切っても問題ないことが分かった。
もっと切ってみるか。
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これ全部土に挿したらクローントマトの大量生産ができるのではないか?
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空いてる箇所に植えたミニトマトは少し調子が悪い。
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6/23に挿し木したトマトは無事なようだ。
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モロヘイヤ
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シシトウ
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トウモロコシからは穂が出ていた。
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トウモロコシにアリがわいていてしつこいので、駆除剤をまいた。
余談だが、コーンスナックのようなにおいがしておいしそうだった。
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今日もミニトマトとシシトウがとれた。
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以下へ続く

everwell.hatenablog.com

ウイグル巡検その6(ウルムチ~上海~帰国)

5/3

19:52ウルムチに到着。
トルファン北やトルファンとはうって変わって非常に近代的な駅舎だ。
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タクシーを捕まえ、ホテルに向かう。
東京みたく、街中に複雑に高速道路が張り巡らされていている。
これは仙台なぞ比にならないぐらいの大都会なんじゃないのか?
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ホテル着後、蘭州牛肉麺と羊肉を食べた。
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夜の街並み。近代的だ。
それと灼熱のトルファンとは真逆で寒い。
風が強いうえ、雨が降っていた。
(トルファンでは雨はめったに降らないそうだがウルムチでは降るんだね) f:id:tosei0128:20190612234929j:plain

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5/4

朝早く起きて、ホテルの近くの紅山公園に向かう。
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仏寺に五重塔
雨天に東洋風の建築と、同じウイグルなのに昨日までとは別世界である。 f:id:tosei0128:20190617221305j:plain

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五重塔内部は展示室になっている。
ウルムチの市街地の模型や、1960年代の写真が展示されている。
(ウルムチが大都会なだけじゃなく、1960年代当時は超田舎だったことにも驚かされた・・・)
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五重塔からウルムチの高層ビル群が見渡せる。
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五重塔をさらに奥に行くと、鎮龍宝塔というパゴダがある。
柵はあるが、滑り落ちそうで怖い。
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紅山公園からホテルへ戻る。
ニューヨークと言えば騙せそうな感じもする風景。
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昨日入った蘭州牛肉麺の店で食べた。
(何というメニューだったが忘れたが、焼きそばみたいな味がした)
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さて紅山公園に寄ったところで今回の巡検での観光地巡りがすべて終わってしまった。
これから帰路だ。
ウルムチ>上海浦東>仙台と空路で一気に帰る。

時間に余裕がある。
せっかくなので、2018年10月とつい最近に開業したウルムチ地下鉄に乗ってみようとタクシーで八楼駅まで向かう。
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しかし・・・駅構内のX線検査機通過後、公安に呼び止められた。
何といっているのかわからぬ。困った。
公安が荷物を開け、ビールを指さす。
どうやら地下鉄にはアルコールを持ち込めないらしい(テロ対策かと思われる)

しょうがない。やむを得ず再度タクシーを捕まえ、ウルムチ空港へ向かう。
開業したばかりのウルムチ地下鉄に乗れると思ってたので、損した気分だ。
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ウルムチ空港でチェックイン後、ピラフを食べたりお土産を物色したりして時間を潰した。
(ピラフは正直微妙だったね・・・トルファンウイグル料理屋で食べたのに比べると断然味が落ちる)
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そしてゲートをくぐり搭乗。 f:id:tosei0128:20190617222936j:plain

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離陸。これでウイグルともお別れか・・・。
(内心1週間も日本を離れてて帰国したくなってたので安心している)
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途中窓から見えた風景。 ゴビ砂漠だろうか・・・。
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国鉄道時刻表を読んだり寝たりして過ごしているうちに暗くなってきた。
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そして真っ暗になった。
上海外灘の夜景が見える。
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海浦東空港に到着。
2日かけていった道のりを僅か、5時間で戻ってしまうというのだから飛行機ってすごい。
まだ帰国したわけでもないのに強烈な安心感に襲われてしまった。
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地下鉄で4駅離れた華夏東路にとったホテルに宿泊。
上海といえば超都会なイメージがあるが、浦東周辺は下町っぽい街並みが残っている。
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5/5

いよいよ帰国の日だ。
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海浦東空港にて出国審査後、残った人民元を使い切ろうとお土産を物色しつつ待機。
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CA155 上海浦東1040→1425仙台 に搭乗。 f:id:tosei0128:20190617223532j:plain

ずっと海が続いた後、ちらほら島が見えたと思ったら九州上空に来たようだ。
写真は関門海峡
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松江市のあたり(宍道湖と中海が見えるよね)。
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で、無事帰国しました。
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終わりに

ウイグル所感

・羊肉、ラグメン、マンタ、ピラフ、ナン、火鍋、蘭州牛肉麺全部美味いしかも超安い!
・しぬほど暑いが日陰に入れば快適(湿度が低いので)
・交河故城、高昌故城は絶対寄るべき(ウイグルが誇る世界遺産。砂漠と遺跡が楽しめて二度おいしい)
・羊肉美味いから絶対食べるべき
・中国語が話せなくても何とかなる(英語は通じないけど勢いでいけばなんとかなる)
・日本人観光客と会える可能性が高いのでユースホステルに泊まるほうがいいかも
・イモトのwifiを持ってったけどほとんど通じなかった。上海、江蘇省など都会では通じたが、地方では通じないのかもしれない。
・あちこちにX線検査機や検問所があるけれど、あまり驚かないように。
・治安は結構いい。公安があちこちうろちょろしているのは関係あるんですかね・・・。
・羊肉絶対食べよう

お土産(仙台空港から自宅まで持ち帰るの超大変だった)
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ウイグル巡検その5(トルファン観光3日目~トルファン出発~ウルムチ到着)

※2019/9/29 追記
トルファンウルムチ(K1081)の動画をアップしました。

5/3

8:00頃起床。
朝は昨日と同じ軽食屋で買ったマンタを食べる。
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今日は17:55にトルファン駅からウルムチ駅に行く電車に乗る。
それまで市内観光だ。
ホテルから徒歩で行ける、蘇公塔(ミナレット)に行く。

エミンホージャという清時代の偉人の像
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謎のダンスをやってた
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中はとてもイスラミック
雰囲気が良すぎて20分ぐらい過ごせた
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中央アジアを通り越してここは中東か?という感じ
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ミナレットのすぐ近くにあるトルファン郡王府にも訪問。

接待の間と思われる場所 f:id:tosei0128:20190607213329j:plain

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地下道を抜けると・・・
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王の寝室
地下道を抜けるといきなり飛び込んできて感動。隠れ家感があってたまらなく好き。 f:id:tosei0128:20190607213338j:plain

王妃の寝室
同上 f:id:tosei0128:20190607213341j:plain

ホテルで会った日本人はみなミナレットは微妙だったと言ってたが、個人的にはそんなことはなかったなと言う感じ。
むしろ一番イスラムな雰囲気を味わえる史跡で、これぞウイグル!という感じだ。
個人的にはすごい良かった。

ホテルに戻る途中見つけた公園
くっそ暑いので池を見てるだけで涼しい気分になれる
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トルファン駅に向かう前にホテルの近くのウイグル料理屋で食べる
ウイグル人っぽい店員に食べたいメニューを見せたら漢字がわからないのか、中国人を介して注文することに
やっと手抓飯を食べれる!(ピラフってつねり飯って書くんだね・・・)
中国と言えばジャポニカ米のイメージがあるが、ウイグル料理に使われるのはインディカ米である。
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2日間お世話になったホテルとお別れ。さようなら!
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タクシーに乗ってトルファン駅へ向かう。
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加気駅ってなんだろう?廃駅かな?と思ってたが、多分ガソリンスタンドのことかも f:id:tosei0128:20190607215308j:plain

跨線橋からの眺めが気持ちいい
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一面砂漠から突然緑豊かな風景に一変
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再び砂漠に戻る
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トルファン駅に着。
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名前のわりに実はトルファン市街地から数10km離れている(タクシーで40分ぐらいはかかった気がする)
しかも、トルファン北駅よりも北にあるという、塩釜駅西塩釜駅を思わせるような関係・・・
トルファン北駅に比べると少し治安が悪そうな感じで怖い(荷物に用心)
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改札が始まるまで、待合室内のお土産屋を物色して時間を潰す。
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改札が始まった。ホームへ行く。
両隣の駅名の読み方がすごく気になる・・・。
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今回は硬臥席に乗車。
距離のわりに割高なので硬座でもよかったが、地獄は味わいたくなかったので。
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ウイグルでは珍しいなと思って買ったクワス(ロシアやウクライナの伝統飲料)を飲みながら、発車を待つ。
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出発。 相変わらず一面の砂漠が広がっている。
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近くに座っていた中国人に話しかけられた。
海外はこれまで他に台湾とニュージーランドに行ったことがあるが、その2か国と比べても特に中国の人は自分から話しかけてくることが多い気がする。積極的な国民性とでもいうのだろうか。
言葉が通じないので携帯の画面で筆談を試みる。
「砂漠風景珍 日本砂漠無」
と偽中国語のような文面を見せたところ、納得した表情を浮かべ近くにいたほかの中国人に話し始めた。
なるほど意外と通じるものなんだな。

この地域は風が強いのか、風力発電所が多い。
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途中の超長いトンネルを抜けると・・・砂漠地帯からステップ地帯に一変。
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北海道っぽい風景。(緯度的には北海道とほぼ同じなんだよね)
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ウルムチの街が見えてきた。
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約2時間でウルムチ駅に到着。
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ウイグル巡検その6(ウルムチ到着・観光~上海~帰国)に続く everwell.hatenablog.com

ウイグル巡検その4(トルファン観光2日目)

5/2

8:00頃起床。
砂漠の夜は寒いともいうが、同時期の仙台に比べれば全然暖かい。
その上からっとしていて過ごしやすかった。
気持ちよく眠れた。

朝食は近所の屋台で買った揚げたての揚げパンとできたてのマンタ。
屋台のおじさんが揚げてるの見てた時から絶対うまいに違いないって思ってたし、実際にうまかった。
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今日は1日をフルで使ってトルファン市内を観光。
ホテルに頼んでタクシーを400元(6800円ぐらい?)でチャーターしてもらう。
図の緑色のルートに沿って廻る。
緑色のルートはモデルルートの一例のようで、実際に回ったルートは少し違かった。
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■今回のルート

ホテル
>火焔山・千仏洞
>アスタナ古墳
>高昌故城
>吐峪溝(トユク)のウイグル人の村
>葡萄溝
>ホテル

前日は曇っていてそんなに気温も上がらなかった(30度より少し低いくらい)が、今日は快晴で30度を超えるそうなので覚悟が必要だ。

タクシーに乗って火焔山・千仏洞に向かう。
郊外に出て、高速道路に入り砂漠の中を西へ西へと走る。
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いったいこれは何だろう・・・。 f:id:tosei0128:20190603211139j:plain

火焔山・千仏洞

火焔山を登る。砂の上を歩くのでさえ大変なのに、砂でできた山を登るのはもっと大変だ。
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上ってもさらにその先に山がある。
昨日ホテルで会った日本人の方が頑張って山を登っていた(山の中腹に小さな点がそう)
結局、折れて途中で降りてしまったようだが・・・。
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続いて千仏洞を観光。
宗教施設のため、内部は撮影禁止なので外観だけ。
壁画の写真撮って監視してる人に怒られてる中国人観光客がちらほらいた・・・。
壁画がガラスで保護されてるのは触る人がいるからだろうか・・・。
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アスタナ古墳

次はアスタナ古墳。
写真の庭園の右側に古墳があるけど、撮影は恐れ多いので庭園だけ撮った。
砂漠の中に唐王朝を思わせる建築があるのは不思議で面白い。
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櫓からはブドウ園がよく見える。
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「農薬をまいたから食べるな」という意味かと思われる。
食べる人がいるんですかねえ・・・。 f:id:tosei0128:20190603215621j:plain

高昌故城

次は高昌故城。
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博物館があり、西域の歴史に関連するものがいろいろ展示されている。
玄奘法師がインドを回った時のルートが記されている。見てるだけで楽しい。
昔の人はこんな過酷な砂漠地帯を車も鉄道も使わず移動したのかと思うと頭が下がる。
それから、インドの地名が全部当て字なせいで全然わからん!
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博物館を出ると、高昌故城へ続く道路。
バスもあるが、せっかくだし歩くかーと思い歩いてみる。
この選択が後々後悔を生むことになるとは・・・。
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高昌故城内に入る。
すごい!あたり一面の砂漠!
灼熱と静寂に包まれた、自分以外に誰もいない限界の中の限界を極めた世界。
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しかし、熱い。5月上旬だがなんと35度近くある。
これが中国一の灼熱の地トルファンの本気か・・・。
このままでは熱中症になってしまう。博物館から出てきたバスに乗り込む。

こんな感じの遺跡が城内各地にあるようだが、熱さで体力が切れてほとんど回れず終わってしまった。
これが先ほど述べた「後悔」である。
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しかし、あのあたり一面砂漠と遺跡だけの風景を独り占め出来た経験は忘れられないものとなった。
ウイグルで一番思い出に残る風景だったのは言うまでもない。

吐峪溝(トユク)のウイグル人の村

次は吐峪溝(トユク)というウイグル人が暮らす村に行く。

途中、見つけた瓜畑(野菜の栽培が趣味だからこういうのは見てて楽しい)
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遅めの昼を食べる。ラグメンというウイグル風焼うどん。
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村自体はいかにも観光客を意識して作った感が満載で微妙だった。
トルファンの街中からかなり離れたところにあるが、わざわざ行く価値はないかも。
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あっでも、ラグメン食べてる時にウルムチから来たという中国人グループに話しかけられて小一時間話せたのは楽しかった。
微信のIDを教えてくれて、あとで微信ダウンロードしてここに友達申請してねって言われたんだけど探しても見つからなかった・・・(悲しみ)

あとはすごい流ちょうな日本語をしゃべる中国人に「日本の方ですか!?」って話しかけられてびっくりした。
ウイグルはすごいものものしいとこだけど、面白いんで楽しんでってください!」と言われた。(ちなみにこの後行った葡萄溝でも会った)

葡萄溝に向かう途中に取ったkm標識。真ん中の地名なんて読むのか気になる・・・。
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葡萄溝

そして本日最後の観光は葡萄溝。
ここで時間の都合で、チャーターしたタクシーとはお別れ。

ゲートからバスに乗って20~30分ぐらい揺られる。
名前の通り、葡萄園と用水路が広がっている。
野菜の栽培が趣味だから、草木を見るのは楽しい。
こういう風景はいくら見ても飽きない。
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葡萄溝のゲートでタクシーを捕まえ、偶然居合わせた中国人2人組と一緒に乗る。
途中、翻訳機を介して会話をした。
「~~~~」>(翻訳機)>「あなたは中国語は分かるが、漢字は分かりません」←いや逆だろ笑

こうして長い長いトルファン観光を終え、ホテルに着いたのであった。


ホテルでは昨日会った日本人の他に、中国人数人が談笑していた。
これから夜を食べに行くとのことなのでついていく。

今日も夜のトルファン市街地を行く。
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よさそうな店を見つけたので入る。
ウイグル語しか書いてないのでもはや読めない。
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黄面涼皮という冷やし麺。少し辛い。
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遺跡と砂漠の旅を終えて食べる羊肉はうまい。
羊肉をたくさん食べれて満足。
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ウイグル巡検その5へ続く
everwell.hatenablog.com

ウイグル巡検その3(新疆入国~トルファン観光1日目まで)

※2019/9/29 追記
シルクロード特快(Z40)の動画をアップしました。

5/1

7:00頃起床。中国人は話し声がうるさいが、こういうときは目覚ましになるのでとても助かる。
現在地を確認したところ、甘粛省から新疆ウイグル自治区に入ったようだ。 f:id:tosei0128:20190601113125j:plain

実際の時間は北京標準時よりも2時間遅れているので、5:00相当だが外は十分に明るい。
外を見れば遮るものが一切ない一面の砂漠。
無事令和初日の出を拝むことができた。
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ハミ駅に到着。 ウイグル語が併記されている。
アラビア文字があるせいか急に遠く離れた異国に来た感じがする。
砂漠なうえ早朝なので非常に寒い。
本当にこれから中国一暑い地と言われている灼熱地獄トルファンに行くのだろうか? f:id:tosei0128:20190601111356j:plain

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ハミを過ぎると、再びあたり一面砂漠に戻る。
砂漠というとさらさらした砂地が広がっているイメージがある。(これを「砂砂漠」と言う。)
ウイグルでは砂砂漠が見れると思っていたが、実際に眼前に広がったのは岩石だらけのごつごつした風景(「礫砂漠」や「岩石砂漠」と言う)だ。
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砂漠の風景を楽しんでいるところ、公安に声をかけられた。
どうやら取り調べがあるようだ。

・何しに新彊に来たのか、いつまでいるのか、どこの都市に行くのか?
・中国や新疆に知り合いはいるか?(いる場合は多分名前や住所を聞かれるのだろう)
・住所、電話番号、職業などの個人情報
等の質問を受けた。
公安は地元ハミ市の警官らしく、英語は話せず、翻訳機を介しての会話となった。

中でも困ったのは、ビザを持っているか?と聞かれたことだ。(今回の巡検は15日以内の滞在のためビザを持っていない。)
後で知ったのだが、現地の公安には、日本人の場合は15日以内の滞在ならビザが不要であることを知らない人が多いとのことだ。
翻訳機を介して話しているうちに、事情を理解したのかOKと言ってくれたが、正直内心超不安だった。

10時ごろ、トルファン北駅に到着。
2日間お世話になりました!
ありがとう!さようなら!
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駅を出るといきなり警官に声を掛けられる。ついてこいと言っているようだ。
しばらくすると、翻訳機を介して「これから登録のため、警察署に行きます」と。(これを最初に言ってほしい)
警察署にて写真を撮られ、携帯の番号と滞在予定のホテルを伝える。

トルファン北駅
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日本語超上手いウイグル人に「480元でタクシーチャーターしないか?」と声をかけられたが、何か怪しい感じがするのでスルー。
どこに行くのか正直よくわからないが、市の中心に行きそうなバスに乗る。
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カレーズ(用水路。イランのカナートのようなもの)と伝統的な建築物が数多く残る通りを抜ける。
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終点に着。トルファン市の中心街にいるようだ。
ここから歩いてホテルへ向かう。 f:id:tosei0128:20190601120422j:plain

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中国語と共産主義っぽいスローガンと、アラビア文字イスラム風な街並みが混じっているとても不思議な風景。
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観光地にいくのもいいが、こういう何事もないような日常的な風景を見るのも楽しい。
(これは中国というよりは完全に中央アジアの風景ですね・・・)
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はっ!一つ曲がるところを間違えてしまったようだ。
荷物が多くて暑くてだるいが頑張って曲がったところまで戻るか・・・。

地元の年寄りと孫っぽい人たちが道に迷っていることを悟ったのか、話しかけてきた。
どこに行くのか、と聞いているように感じた。
「达卜(Dap、宿泊予定のホテル名)」と言ったら、孫がついてこいと言う感じなのでついていく。

ここを進めばホテルに行けるようだ。ありがたい。
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無事宿泊予定のホテル「Dap(达卜) youth hostel」に着いた。中央アジア情緒があふれている。 f:id:tosei0128:20190602222123j:plain

昼を食べる。
本場ウイグルのナン。模様が綺麗。
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マンタ(要するに饅頭)。羊肉のひき肉が使われている。
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今日はトルファン市街の西のはずれにある遺跡「交河故城」に行く。
ホテルを出て、タクシーを捕まえる。
運転が非常に粗くて怖い。
歩行者が横断歩道のないところを渡っていても減速しようとせず、クラクションを連打するだけ(横断歩道がないところを渡る歩行者も歩行者だが・・・)
前にのろのろ動いている車があればクラクション連打。そしてタイミングを見て追い越す。

さて、交河故城に到着。
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最初の建物は内部が博物館のような感じになっている。
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世界史の教科書で見たことがある人の像がいくつか。(他には班超・李広利もいた。いずれも西域探検で多大な功績を残した方々だね)
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博物館のような感じの建物を抜けると、遺跡まで行くバス乗り場があった。
バスは有料なうえ、せまっ苦しい感じがするので歩いて遺跡まで行くことに。
木々が生い茂っており、川が流れていて砂漠の中にいる感じがしない。
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遺跡を回る。
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遺跡全体を一望できる高台スポット。これは完全にRPGのダンジョンの世界だ。
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後で「早朝に行ったら、全然人がいなくて人気のない観光スポットなのかと思った」という話を聞いた。(当然実際はそんなことなく、早朝だから人がいなかっただけである)
うわー羨ましい早朝に行けばよかった・・・。人がいない状態でこの風景見れたら最高だったろうな・・・。

ちょうど人がいなくて、静寂に包まれた隠れ家的スポットを味わえた場所。
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一番奥にあったパゴダ。ボスが出てきそうな感じ・・・。
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一通り回って満足したので、駐車場に止まっているタクシーを捕まえてホテルに帰る。

ホテルのラウンジで談笑していた人たちに「日本の方ですか?」と話しかけられる。
なんと日本人が4人もいた!
上海出てからずっと日本語を聞いていなかったので、なんだかほっとする。(一方、限界鉄路旅行感が一気なくなってしまったりもしたが・・・)
西安敦煌トルファンシルクロードメインに回っている人、ウルムチで天池を観光してからトルファンに来た人、ウランバートルから北京経由でウルムチに飛んできた人(直行便がないから仕方ないのだろうが遠回りな感じもする)など様々だ。

話をしてたら21時になってしまったが、まだまだ空は明るい。体内時計が乱れそうだ。
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ホテルで会った人と、食事処を求めて市街地に繰り出す。 f:id:tosei0128:20190602222115j:plain

回転火鍋屋(?)を見つけたので入ってみる。
たくさん食べても50元(800~900円程度)というコスパの良さ。
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砂漠の夜って素敵ですね~。 f:id:tosei0128:20190602222119j:plain

ウイグル巡検その4に続く
everwell.hatenablog.com

ウイグル巡検その2(夜行列車で上海発~新疆入国まで)

※2019/9/29 追記
シルクロード特快(Z40)の動画をアップしました。

4/29

19時41分、シルクロード特快が上海駅を出発。

画像の青い線の上を移動します(上海~トルファン)
本記事では新疆ウイグル自治区の一歩手前の「武威」までの旅程を綴っていこうと思います。
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発車して早々、公安から質問を受ける。
新疆に何しに行くのか、いつまでいるのか、ビザは持っているのか、など。
英語が話せるので比較的スムーズにできて助かった。

落ち着いたところで夕食。 車内に給湯器がついているのでお湯は使い放題。
康師伝のカップラーメンと煮卵と鶏肉。
鶏肉が旨かった。
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上海市から江蘇省に入る。
この辺はまだ都会なのでwifiがよくつながる。
同室の人が騒がしいので、廊下に移動。
廊下についている簡易椅子に座って車窓を楽しむ。
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蘇州駅
写真じゃわかりにくいけど奥の青い線が綺麗
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無錫駅
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常州
一名乗車してきた人が同じ部屋に来る。(この人もウルムチまで乗るっぽい)
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移動しながら現在地を調べるのって楽しい! f:id:tosei0128:20190516210135j:plain

南京駅
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南京駅を過ぎると急にwifiがつながらなくなった。
江蘇省までは都会、そっから先は田舎ということだろうか。
南京過ぎてすぐに長江を超えるのだが、暗くてよくわからなかったのが惜しい。

気づいたら皆寝静まっていた。さて、我も寝るかなー。
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4/30

午前5時ごろ目が覚める。ここはどこだろうと思いつつ撮影。 (後で振り返ったところ鄭州駅かと思われる) f:id:tosei0128:20190516205251j:plain


改めて起床。午前7時ぐらい。
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どこだこの田舎は?
同じような田園風景が延々と続く。
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車内販売の弁当を購入。日本円で300円ぐらい。
饅頭は餡無し。加えてプレーンのおかゆと炭水化物が若干強い。
おかずは味付けの濃い野菜と卵。
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時刻表によると現在は洛陽と西安の間みたいだ。
(田舎過ぎてwifiがつながらないので、正確な場所がわからない)

西安までひたすら車窓に張り付く。
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三門峡のあたりでwifiがつながったので現在地を取得
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ひたすら駅と風景撮影に専念する。
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兵馬俑って英語で「Terra Cotta Warirors」っていうんですね~(小さすぎて見えないけど奥にそう書いてある) f:id:tosei0128:20190521223923j:plain

西安東駅まで来た(結構小さい駅でびっくりした) f:id:tosei0128:20190521223045j:plain

西安着。
数分程度ホームに出れるようなので、急いで撮影。
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西安を出発後、お昼の弁当を購入。
これで500円ちょっと。左の謎の炒め物が旨かった。
さすが中華料理、容赦なく唐辛子や花椒が使われている。
間違えて食べないように丁寧に取り出す。(激辛は苦手)
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西安-宝鶏はのどかな田園風景が広がる。
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宝鶏駅 f:id:tosei0128:20190516212454j:plain

宝鶏ー天水は限界鉄路オタクが唸るような車窓風景広がる山岳地帯。
この山岳地帯を貫く高速鉄路で突っ走る。
非常に気持ちがいい。
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途中で見た道路案内板に
蘭州 418km
天水 132km
とか書いてあって、スケールが違うなと思った。

天水駅
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天水を過ぎると草木がほとんど生えない真っ赤な大地が広がる。

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頭痛がひどい。
後で調べて分かったのだが、蘭州は標高2000mを超える高原都市
要するに高山病にかかったようだ。

蘭州市
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蘭州駅を過ぎたところで広大な川
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夕食も車内販売の弁当
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この後、日が沈んで真っ暗になった。

武威駅
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次の駅に着くときには年号が変わっている。武威が平成最後のチェックインか。
さて、日本は1時間進んでいるからあと少しで令和になるのだろうか。
明日はよい令和の初日の出を見れるといいな。寝ようか。
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ウイグル巡検その3へ続く
everwell.hatenablog.com

ウイグル巡検その1(入国~上海市内観光~出発)

4/28-5/5ウイグルに行ってました。
これから数日かけてウイグル巡検の記事を書いていこうと思います。

4/28

自宅を出発し仙台空港へ。
CA156 仙台1525→1755上海浦東の便で中国へ
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米沢市周辺
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鳥取市周辺(黄色いのが鳥取砂丘)
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地形を見ながら今どこら辺にいるのか想像するのは楽しい。
多分、宮城>山形>北陸>丹後半島沖>中国地方>北部九州>五島列島東シナ海>中国大陸
という感じで移動していたと思われる。

海浦東空港着。
黄砂、スモッグ、PM2.5なのかわからないが、視界が悪い。
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上海トランスラピッドに乗車して竜陽路駅へ向かう。
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現在の速度が表示されている。
新幹線に乗ってるような気分だ。

竜陽路駅で地下鉄2号線に乗り換える。
地下鉄でホテルの最寄り駅まで移動。

海浦東空港駅

(上海トランスラピッド)

竜陽路駅

(2号線)

世紀大道

(9号線)

陸家浜路

日本と違って地下鉄が番号なので分かりやすい。

ホテル着。これで5300円程度。すごい。
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初めて蘭州牛肉麺を食べました。ウイグル行く前なのにすでにシルクロード気分。
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4/29

ホテルの朝食
ソーセージが八角臭くて、台湾行った時を思い出した
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今日はシルクロード特快(ウルムチ行きの夜行列車)に乗る日だ。
とはいえ出発時間は19:41なのでだいぶ余裕がある。

夜まで上海市内を観光する。

まずは田子坊。インスタ映えする街並みだ(やってないけど)
歩き回っているだけで楽しい
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地下鉄で手軽に行けるし、お土産屋や軽食屋やアトリエがたくさんにあるし、比較的治安がいい地域なのでおススメ

その後は蛙来哒(店の名前)にてカエル鍋を食べた。
(本当はウサギが食べたくて兔当家日月光店に行きたかったのだが、見当たらなかったためその場の勢いで見つけたカエル料理屋に入った) f:id:tosei0128:20190516002317j:plain

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鶏肉と白身魚の中間みたいな淡白な味わいとプリプリとした食感が旨かった。
串焼きはスパイシーな味付けがされてて何本でも行けそうな感じ(1本しか頼まなかったけど5本くらい頼んでもよかったかな・・・)

時間がまだまだあるので、外灘と豫園方面の観光に。

曇っていて上海タワーの頂上部がよく見えない。
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現地の人に話しかけられた。聞くと昔茨城の土浦に住んでたという。
話しかけられた当初はびっくりした(詐欺かなんかだと思った)が、ただの善良な一般市民で安心したり心を打たれたり。

豫園はこの辺だけ好みな感じだった。 豫園の他のスポットは観光客がたくさんいたり、以下にも観光地っぽい感じで微妙だった。
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白雲観という上海最大の道教寺院に寄ってみた。
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やはり誰もが行くようなメジャーな観光地よりも、こういう穴場の方が面白い。
道教寺院なんて日本人にとっては珍しいしね。

夕方になったので上海駅へ向かう。
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上海駅にてAraChinaで予約しておいた切符を受け取る。
隠している箇所には名前、パスポート番号が表示されている。(中国の鉄道・高速鉄道は実名制のため)
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切符受け取りや乗車前の買い出しをしていたらあっという間に19時を過ぎていた。
シルクロード特快の乗車が始まった。
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本車両には
・軟臥(扉付きコンパートメントの個室・柔らか2段ベッド)
・硬臥(扉なし・ガチガチで窮屈な3段ベッド)
・硬座(別名地獄・知りたい人は「硬座地獄」で調べるといいね)
の3種類の座席がある。

私が予約した席は軟臥(一番高級な席)だ。
上海からウルムチまで乗り換えなしで移動できるうえ、車内で2泊と移動と宿泊を同時にできる。
その上日本ではほとんど味わえない夜行列車の雰囲気を楽しむことができる。
それでなんと日本円にして約2万円!素晴らしい。

私の席は2段ベッドの上段。
同室の人はみなウルムチまで行くみたいだ。

19時41分、上海駅を発車。これから2日かけてトルファンへ向かう。
ウイグル巡検が始まる。

ウイグル巡検その2へ続く everwell.hatenablog.com